LIFEは介護業務ソフトから作成されたCSVファイル取込機能を有しています。
CSVファイル取込機能とは、介護業務ソフトから作成されたCSVファイルからデータの取り込みを行う機能であり、介護業務ソフトで作成した情報を、LIFEで取り扱う情報（介護サービス利用者の詳細な状態やケアの内容に関する情報等）としてCSV形式で取り込み、LIFEのシステムに登録することができます。
各介護事業所様が介護業務ソフトから作成したCSVファイルのデータをLIFEへ取り込む流れは、下記の通りです。
すこやかサンは科学的介護 ： LIFE（CHASE・VISIT） に対応します
LIFEとは
厚生労働省では、自立支援等の効果が科学的に裏付けられた介護を実現するために必要なデータを収集・分析するためのデータベース「CHASE」の構築を行っており、令和2年5月よりモデル事業として運用を開始しております。
このCHASEは、令和3年4月1日よりVISIT（通所・訪問リハビリテーションの質の評価データ収集システム）と統合され、LIFE（科学的介護情報システム／Long-term care Information system For Evidence／ライフ）となります。
今後の介護においては、ケアの科学的データをとってPDCAサイクルによって不断の改善を進める「科学的介護」の取り組みがこれまで以上に重要視されて参ります。特に令和3年度の介護報酬改定においては、このLIFEを活用することを前提とした加算や加算上位区分が設けられたこともあり取り組みは急務となっています。
「科学的介護」について 出典：厚生労働省ホームページ
https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000198094_00037.html
ケアの質の向上に向けた科学的介護情報システム（LIFE）利活用の手引き
出典：厚生労働省 （https://life-web.mhlw.go.jp/help）より一部抜粋※P２に掲載されております。
LIFEへのデータ提出を ご検討中のお客様
これまでにCHASEまたはVISITの利用がない場合、LIFEの利用には新規利用申請が必要になります。
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すでにCHASEまたはVISITを利用していた場合
すでに登録済のID・パスワードでLIFEでも引き続き利用可能。
-
CHASEとVISITを両方利用していた場合
CHASEのID・パスワードに統一。
-
CAHSEもVISITも利用したことがない場合
新規利用申請が必要。
新規利用登録は毎月25日締めで翌月はじめに、厚生労働省から利用開始に必要な情報が記載されたハガキが送付されます。ハガキの到着後にLIFEが利用可能になりますので、新規利用申請は早めに行ってください。
初めてご利用になる方は、下のボタンから新規利用登録をおこなってください。
介護ソフトからLIFEへの データ提出について
- 利用者に関する情報を介護業務ソフト等から、LIFEに対応したCSVファイルで書き出す。
- 介護業務ソフト等から作成した様式を、LIFEに対応したCSVファイルで書き出す。
- 上記①、②で作成したCSVファイルをLIFEクライアントアプリケーションに一括して取り込む。
出典：【CSV連携仕様について（LIFE）】（厚生労働省）より引用・一部当社にて変更
すこやかサンから LIFEへの情報提供の流れ
データ提出の期限 ・ フィードバック ・ 補助について
ケアの質の向上に向けた科学的介護情報システム（LIFE）利活用の手引き
出典：厚生労働省 （https://life-web.mhlw.go.jp/help）より一部抜粋-
データ提出のタイミングについて各加算のデータ提出頻度について、これまではサービス利用開始月より入力を求めている加算もあれば、サービス利用開始後の計画策定時に入力が必要な加算もあり、同一の利用者であっても算定する加算によって入力のタイミングが異なり、事業所における入力タイミングの管理が煩雑となっていました。
このような状況をふまえ、LIFE へのデータ提出について、「少なくとも３か月に１回」と統一されました。また、同一の利用者に対して複数の加算を算定する場合のデータ提出頻度を統一できるよう、例えば、月末よりサービス利用を開始する場合であって、当該利用者の評価を行う時間が十分確保できない場合等、一定の条件の下で、提出期限が猶予されます。 -
フィードバックについて事業所フィードバック全国平均値だけでなく、サービス別や、平均要介護度別、都道府県別などにより、比較するデータの層別化が可能となる利用者フィードバック個人単位の評価結果の推移だけでなく、サービス別や、要介護度別、都道府県別など、類似した状態の方のデータとの比較が可能となる。
また、これまで、３か月に１回提供していたフィードバック情報について、毎月更新した集計結果を提供することで、より新しいフィードバック情報を活用することができるようになる予定です。
すこやかサンLIFE
LIFEの活用等が 要件として含まれる 加算一覧（施設・サービス別）
| 科学的介護 推進体制 加算 （Ⅰ）・（Ⅱ） |
個別機能 訓練加算 （Ⅱ） （Ⅲ） |
ＡＤＬ 維持等加算 （Ⅰ） ・ （Ⅱ） |
リハビリ テーション マネジメント 計画書 情報加算 （Ⅰ） ・ （Ⅱ） |
短期集中 リハビリ テーション 実施加算 （Ⅰ） |
理学療法、 作業療法及び 言語聴覚療法 に係る加算 |
褥瘡マネジ メント加算 (Ⅰ) ・(Ⅱ) |
褥瘡対策 指導管理 (Ⅱ) |
排せつ 支援加算 (Ⅰ)・(Ⅱ)・(Ⅲ) |
自立支援 促進加算 |
かかりつけ医 連携薬剤 調整加算 (Ⅱ) |
薬剤管理 指導 |
栄養 マネジメント 強化加算 |
口腔衛生 管理加算 （Ⅱ） |
|
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 介護老人福祉施設 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | ||||||
| 地域密着型 介護老人福祉施設 入所者生活介護 |
〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | ||||||
| 介護老人保健施設 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | |||||
| 介護医療院 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
| 科学的介護 推進体制加算 |
個別機能 訓練加算 （Ⅱ） |
ＡＤＬ 維持等加算 （Ⅰ） ・ （Ⅱ） |
褥瘡マネジ メント加算 (Ⅰ)・ (Ⅱ) |
排せつ 支援加算 (Ⅰ)・(Ⅱ)・(Ⅲ) |
栄養アセス メント加算 |
口腔機能 向上加算 （Ⅱ） |
口腔機能 向上加算 （Ⅱ） イ ・ ロ |
リハビリ テーション マネジメント 加算 （ロ） |
リハビリ テーション マネジメント 加算 （ハ） |
介護予防通所 ・ 訪問リハビリ テーションの 月減算の免除に 係る要件 |
|
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 通所介護 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | ||||||
| 地域密着型通所介護 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | ||||||
| 認知症対応型通所介護 （予防含む） |
〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | ||||||
| 特定施設入居者生活介護 （予防含む） |
〇 | 〇 | 〇 | ||||||||
| 地域密着型 特定施設入居者生活介護 |
〇 | 〇 | 〇 | ||||||||
| 認知症対応型 共同生活介護 （予防を含む） |
〇 | ||||||||||
| 小規模多機能型 居宅介護 （予防含む） |
〇 | ||||||||||
| 看護小規模 多機能型居宅介護 |
〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | ||||||
| 総合事業通所型 サービス費 |
〇 | ||||||||||
| 通所リハビリテーション | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | ||||||
| 訪問リハビリテーション | 〇 | ||||||||||
| 介護予防通所 リハビリテーション |
〇 | 〇 | 〇 | 〇 | |||||||
| 介護予防訪問 リハビリテーション |
〇 |
ケアの質の向上に向けた科学的介護情報システム（LIFE）利活用の手引き
出典：厚生労働省 （https://life-web.mhlw.go.jp/help）より一部抜粋2021年4月末対応済み
| 加算名称 | 様式名称 | |
|---|---|---|
| 1 | 科学的介護推進体制加算 | 科学的介護推進に関する評価 |
| 2 | 個別機能訓練加算 | 生活機能チェックシート |
| 3 | 個別機能訓練加算 | 個別機能訓練計画書 |
| 4 | リハビリテーションマネジメント加算 | リハビリテーション計画書 |
| 5 | ADL維持等加算 | 特定様式はなし
|
※LIFEへのCSV出力機能に対応
2021年5月末対応済み
| 加算名称 | 様式名称 | |
|---|---|---|
| 1 | 褥瘡マネジメント加算・褥瘡対策管理指導Ⅱ | 褥瘡対策に関するスクリーニング・ケア計画書 |
| 2 | 排せつ支援加算 | 排せつの状態に関するスクリーニング・支援計画書 |
| 3 | 自立支援促進加算 | 自立支援促進に関するスクリーニング・支援計画書 |
| 4 | かかりつけ医連携薬剤調整加算・薬剤管理 | 薬剤変更等に係る情報提供書 |
※一括印刷処理機能に対応
2021年7月末対応済み
| 加算名称 | 様式名称 | |
|---|---|---|
| 1 | 栄養マネジメント強化加算 | 栄養・摂食嚥下スクリーニング・アセスメント・モニタリング（施設） |
| 2 | 栄養アセスメント加算 | 栄養スクリーニング・アセスメント・モニタリング（通所・居宅) |
| 3 | 口腔衛生管理加算 | 口腔衛生管理加算 様式 実施計画 |
| 4 | 口腔機能向上加算 | (口腔機能向上サービスに関する課題把握・アセスメント・モニタリング・評価票 |
新LIFE対応予定
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ADL維持等情報（BarthelIndex、ADL維持等情報の2帳票）については2024/7/10提出分まで現在の様式を利用して提出できます【BarthelIndex】 通所介護、地域密着通所介護、認知症対応型通所介護 【ADL維持等情報】 介護老人福祉施設、地域密着型介護老人福祉施設、特定施設入居者生活介護、地域密着型特定施設入居者生活介護
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新LIFEにおいて追加要素の入力があります2024年7月下旬のすこやかサンバージョンアップ以降に追加要素のご入力をお願いいたします。旧LIFE帳票からの引用機能は設ける予定です。 ただし、様式や内部データに変更がありますので、バージョンアップ後に新LIFE対応様式で一度データの保存作業は必要となります。
すこやかサン LIFE機能の強み
よく使う病名・薬剤を簡単入力
病名･薬剤の検索時に、 頻用登録機能を活用し、 該当の病名･薬剤を すぐに見つけられます。
頻用登録した病名･薬剤は、 検索結果の上部に表示され、 すぐに見つかる！
用法や処方期間の入力もサポート
保険薬局様向けソリューションを 提供している弊社の知見を活かし、 用法や処方期間の入力も サポートいたします。
用法名称の初期提供、 処方期間の入力補助機能で 入力時間短縮！
「用法名称の初期提供」については近日リリース予定となります。
帳票イメージのまま入力
帳票イメージのまま 入力できるため、 必要な情報の入力がスムーズです。 １つの加算に対して１つの画面で 入力が完結するため、 提出前の確認も簡単です。
1画面で入力完了！