障害時のシステム対応やサポート体制が安心。熱心な営業担当者に信頼。
太田 郁子 先生
診療科:婦人科
- 導入前の課題
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・ 診療科の特性にあった機能が搭載されているか
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・ 電子カルテは必ず止まるもの。止まった時にどのような対処・対応になるのか
- 導入後の効果
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・ 期待の機能があり満足。「未来カルテ」・「家族カルテ」・「一括セット」機能は特に満足
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・ 開業後、実際にカルテが止まったことがあったが問題なく診療を継続できた
カルテとレセコンが1つのシステムで運用できた方が受付スタッフとの連携がスムーズと考えレセコンと電子カルテ一体型のシステムの導入を考えました。
オンプレ型のシステムはこれまでの実績があり安心感はありますが、技術的な成長に限界を感じています。
クラウド型のシステムは安定性の部分で不安感はありますが、その点がクリアになればさらにシステムとして伸びていくものと考えました。
機能部分の要件としては、画面の見やすさと、診療の特性上、患者様ごとの診療内容を事前に登録しておくことは絶対に必要なため、患者様ごとに診療内容の登録が出来る機能が必要です。
また重要なポイントは「電子カルテは必ず止まるもの」である事。それは私自身大学病院などこれまでの経験でよく理解していますし他の先生方も止まらないカルテを買うという概念はないと思います。重要なのは止まった時にどうしてくれるか?というところですが、MAPs for CLINICは障害があっても即時に過去カルテ閲覧が出来る機能がありました。
最終的には営業担当者の人柄で決めました。
商談時にWeb面談だけで通り一遍の説明をするのではなく、施設ごとにそれぞれ考えて一生懸命に説明してくれるのを感じたのが印象的でした。
開業初日に3桁の患者様に来院いただきましたが、EMシステムズさんの現場担当者のサポートもあって問題なく対応できました。
実は、導入後にシステム障害があり、電子カルテが起動出来なくなったことがありました。
ただその時は過去のカルテが即時閲覧できたことと、サポート担当者がこまめに対応してくれたことで患者様にご迷惑をお掛けすることはなかったです。
クリニックは病院と異なり専任のシステム担当はおらず、自分たちでシステムのことを対応しなければいけません。そんな時に気軽に連絡を取らせてもらって、遠隔対応や訪問対応をしてくれるのはとても助かっています。
導入後に便利と感じたのは「家族カルテ」と「一括セット」機能です。
カルテ画面から家族のカルテを即時確認できるのは非常に助かっています。
一括セットは、処方だけのセットではなくて、注射や手技、傷病名や主訴・所見も含めて一括登録ができますし、セットをカルテに反映する前にプレビュー画面が表示され、不要な項目を削除したうえでカルテに反映ができるので、セットを多く作る必要がありません。
太田 郁子 先生
院長の太田郁子です。
今回私は長年の夢であった女性医療のクリニックを設立するに至りました。私を今まで支えてくれました前任施設、そしてスタッフ、何より様々なことをご教示くださりました患者さまたちに感謝に絶えません。
「女性医療」という言葉は主に西欧で発達した「Women’s health」に由来します。
西欧では、男尊女卑がないわけではありませんが、レディーファーストという言葉の通り、女性を大切にすることが紳士という考えがあります。
「女性医療」と「婦人科医療」の違いは、女性医療は全ての女性の女性としての特徴を小児から閉経後まで長くサポートする医療であるということです。そして病気になったら治療ではなく、できるだけ将来のリスクをあらかじめ減らして、毎日を快適に過ごすための医療です。
女性医療に従事させていただくことは、様々な人生を一緒にサポートさせていただけるありがたいことだと思っています。精いっぱい努力しますので、何卒よろしくお願い申し上げます。