セキュリティ対策を含めた提案で安心の電子カルテシステムを提供
新規開業 内科クリニック
- 導入前の課題
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・ 手書きの紙カルテでは複数の医師による情報共有に難しい点がある。
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・ セキュリティの心配事を解決したうえで電子カルテを導入したい。
- 導入後の効果
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・ 電子カルテの導入で効率的な情報共有を実現。
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・ 端末が有害なサイトやネットワークにつながらないアクセス制限を施し安心安全な電子カルテシステムを構築。
本クリニックではこれまで一人の先生で診療を担ってきたが、新たに2人の先生を増やし、より多くの患者に対応できる体制を作ることになった。これまでは紙カルテを使ってきたが「それぞれの手書きの文字の癖で読み間違いが起こる」「カルテの整理や検索の手間」など3人の先生で情報共有が困難になることが懸念となり電子カルテの導入を検討することになったという。
お客様のクリニックのある四国地方では、直近でサイバー攻撃によって病院の電子カルテシステムが使用不能になり情報復旧に多額の資金が必要になるセキュリティ事故が発生したばかりだった。
厚生労働省の策定している「医療情報システムの安全管理に関するガイドライン」において、事故のあった病院でも使われていたオンプレミス型の電子カルテに比べ、クラウド型の電子カルテの方が対策すべき項目が少なく記載されていることから、セキュリティ対応の負荷の少ないクラウド型に絞って選定することになった。
お客様から医療ITシステムの代理店に問い合わせいただき、取扱いのあったMAPs for CLINICを含めた複数の電子カルテから選定することになった。
EMシステムズ以外からはセキュリティに関する提案がなかったのに対し、EMシステムズからは第三機関の管理するホワイトリストやポート制限により、電子カルテを利用する端末からの有害なサイトやネットワークへのアクセス制限を行うセキュリティ対策を含めた提案を行った点をご評価いただき、MAPs for CLINICの導入を決定いただいた。
・当初の電子カルテ導入の目的を達成し情報共有を効率的に行えている。
・セット入力の細やかな設定でカルテの入力効率が高い点。
・文書発行(紹介状や診断書等)を複数のテンプレートを登録しExcelやWordと連携して簡単に行える点。